糖尿病の人は骨がもろくなる その2

例えば、カルシウムが不足し、血液の中でカルシウム濃度が低くなると、その分を補う為、破骨細胞がカルシウムを血液中に届けようと骨を自ら破壊するのです。
老化、またはカルシウム不足によって引き起こされる、「骨粗しょう症」と呼ばれる病気がこの状態です。
骨粗しょう症の人の骨は内部がすかすか状態だと聞いたことがあると思います。
これは、今までお話したようにカルシウムを補おうと、細胞が骨を破壊し、カルシウムを作る働きをすることが原因で、骨がすかすかになるわけです。

ここで一度、破壊された骨は、十分な再形成が行われないことが問題となってきます。
老化以外でも、糖尿病の場合、骨量が特に減少する傾向にありますので、同じような症状になります。
いくら食事でカルシウムを摂取しても、すぐには改善されません。

体内ではインスリン受容体という物質が、骨芽細胞に存在します。
インスリンは骨の細胞を増殖する作用を持っているため、このインスリンが足りないと、骨芽細胞が減少します。
その結果、骨の形成ができなくなるのです。

逆に高血糖のケースでも、尿が多く排出されますから、カルシウム、マグネシウムが体内に蓄積されにくい状態です。
常に排泄されやすくなります。
結果、骨形成が低下し骨粗しょう症に繋がります。
高血糖は、タンパク質の糖化によりコラーゲンが減少し骨がもろくなりやすいのです。
骨量が少ないと診断された場合は、糖尿病改善と同じように運動、食事に気をつけましょう。
糖尿病による骨粗しょう症を改善するためには、食事でただカルシウムを摂取するだけでなく、まず糖尿病を治療することが大切です。

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このページは、okkamanが2009年11月27日 08:30に書いたブログ記事です。

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